テクニカルエンジニア(データベース)の業務内容 テクニカルエンジニアとは情報処理技術者試験の一区分であり、ソフトウェア開発技術者の上位資格に当たります。情報システム運用管理側の国家資格として最も高いランクに位置されるものの一つで、要求される知識や難度のレベルもかなり高くなっています。 テクニカルエンジニアはさらにネットワーク・データベース・システム管理・エンベデッドシステム・情報セキュリティの5つに分かれます。 その中の一つ、「データベース」はデータベース管理者としての知識を認定する試験で、以前の「データベーススペシャリスト」とほぼ同じものです。データベース系の資格試験としては最難関のひとつですが、国家資格であるこの資格試験がオラクルマスターなど他のデータベース系試験と違う点は、特定のソフトに依存しない理論的な知識が重要視されるということです。 |
資格内容
難易度 合格率 |
合格率8%前後と、難度はかなり高くなっています。 |
将来性 収入 |
将来性・収入ともに問題ありません。資格手当が出ることも多いようです。 |
独立可能性 転職有利度 |
一般にテクニカルエンジニアは基本情報技術者・ソフトウェア開発技術者の上級資格であり、それらを既に取得している人がステップアップのため試験を受けるのが一般的です。すなわち、すでに入門資格を取って実務を積んでいるというパターンが多いということになります。 そして、実務経験と資格の両輪がそろっていれば今の時代、就職に困ることはないでしょう。 |
資格概要
受験資格 | 特になし |
試験日程 | 4月第3日曜日 |
試験内容 |
■午前試験…四肢択一式の問題55問全てに解答するマークシート式試験。100分。 ■午後試験Ⅰ…4問中3問を選択する記述式試験。90分。 ■午後試験Ⅱ…2問中1問を選択する論述式試験(事例解析)。120分。 なお、要求される技術水準は次のようなもの。 (1)情報資源管理の目的と技法を理解し、データ部品の標準化、リポジトリシステムの設計・構築・運用・保守ができる。 (2)データモデル化技法を理解し、利用者の要求に基づいてデータ分析を行い、正確な概念データモデルを作成できる。 (3)データベース管理システムの特性を理解し、高品質な基幹データベース及びデータウェアハウスの設計・構築・運用・保守ができる。 |
受験地域 | 全国各地 |
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情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター |
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