理容師・管理理容師の業務内容 理容師と美容師の違いは、簡単に言えば顔剃り(ひげそり)が行えるかどうかの違いです。これを行えるのが理容師であり、従って理容師は主に男性を対象とした理髪店で仕事をします。その業務内容はもうご存知でしょう。 いわゆる「手に職をつける」資格の典型として語られることの多い理容師ですが、技術・コミュニーケション能力によってチャンスが増減する、競争の世界であることも認識しておくべきでしょう。流行もおさえておかなければなりませんし、修行すべきことの多い仕事です。 2名以上の理容師がいる理容院では管理理容師をおかなければならないと規定されていますが、この管理理容師は理容師として3年の実務経験を積んで受験資格を得、指定の講習を修了することで取得することができます。独立開業の際は、この管理理容師を取得しておくことが望まれます。 ちなみに、理容師は美容師の数分の一と少なめです。 |
資格内容
難易度 合格率 |
合格率は80%前後で、難度は高くありません。 |
将来性 収入 |
雇われの場合は高収入は期待できませんが、やはりこの世界に入ったならば独立を目指したいところでしょう。 開業して「当たれ」ば、高収入も期待できます。 |
独立可能性 転職有利度 |
理容院はやや供給過剰の状況で、独立するためには技術やアイディアなど、「売り」が必要でしょう。見通しは楽ではありません。 転職に際しては受験資格の取得が問題になりますが、養成施設には夜間課程もあるので働きながらの取得も可能です。 |
資格概要
受験資格 |
■理容師養成施設で次の課程を修了した者 ・昼間課程 2年以上 ・夜間課程 2年以上 ・通信課程 3年以上 ■理容師養成施設で次の課程を修了した後、1年以上の実地修練を経た者 ・昼間課程 1年以上 ・夜間課程 1年4ヵ月以上 ・通信課程 2年以上 |
試験日程 |
年2回。 ・実技1〜2月、筆記3月 ・実技7〜8月、筆記9月 |
試験内容 |
■筆記試験(試験時間1時間40分) ・関係法規・制度 ・衛生管理 ・理容保健 ・理容の物理・科学 ・理容理論 ■実技試験 ・理容の基礎技術 ・カッティング(20分) ・シェービング(15分) ・整髪(5分) ・理容を行う場合の衛生上の取扱 |
受験地域 | 各都道府県 |
ホームページ |
理容師美容師試験研修センター |
受験申込み 問い合わせ |
理容師美容師試験研修センター 〒 105-0001 東京都港区虎ノ門1-26-5 虎ノ門17森ビル TEL 03-5532-1162 |